夏恒例、アルルの写真フェス開催中
9月19日まで。アルルで。
RENCONTRES D'ARLES 2004
http://www.rencontres-arles.com/pages/04index.htm
木村木村伊兵衛の50年代のパリの写真のほか、マーチン・パーが選んだ写真家の展覧会も。
この中には、川内倫子はじめ4人の日本人フォトグラファーが選ばれてます。
マーチン・パー大好きなので、『パリルー』の初版にはパリのアニエスbのギャラリーで開催したパーの写真展の写真を微妙に掲載しとります。
この写真フェスティバル、peacefulでバカンスにオススメです。
写真をやってる人もやってない人も楽しめます。
街のあちこちで開催されている写真展を見るだけでなく、
参加作家によるワークショップを受けたり、専門家に作品を見てもらったりもできます。
それがきっかけでヨーロッパでの個展や美術館からの買い上げが決まった写真家もいます。
プロだけでなく、この期間、街は写真好きだらけになるわけで、
同好のよしみなのかみんな非常にフレンドリー。
毎年ここで再会している写真愛好グループみたいな人たちもいて、
それぞれの一年間の作品を見せ合ったり、年齢国籍を超えて楽しそうなんです。
写真展示は9月18日までですが、お祭の雰囲気を楽しむにはやはりバカンス中に行くべし。
マーチン・パーと川内さんを取材したビデオが見られます↓
http://www.arte-tv.com/fr/search__results/587308.html
マーチンおじさんのコレクション、予想どおりというか。。。
川内倫子さんのアルル滞在記。
http://www.littlemore.co.jp/rinko/diary04france.html
来年カルチエ財団の現代美術館で展覧会やるらしい!
2002年?の記事ですが、フェスティバルの雰囲気がわかります。
http://www.dnp.co.jp/artscape/view/focus/0207/takeuchi_1.html
アルルはゴッホゆかりの街。写真展以外の見所も。
http://www.rikiya.com/blog/archives/000048.html
今回、おめでたいことに京都造形芸術大学教授の鈴鹿芳康さんが「 Le Prix Decouverte d'Arles 2004」を受賞したようです。
アルルの周りは立ち寄り甲斐のあるいい街や村がたくさんありますが、写真つながりで言えば、アプト出身のベルナール・フォーコンが撮影場所に使っていたセニョン村おすすめです。彼の定宿のオーベルジュにはフォーコン愛用の「chambre blue(青の部屋)」もあり、ラベンダーの香りをかぎながら南仏の夏を満喫できます。
ちなみに9月5日までバリのヨーロッパ写真美術館でフォーコンの写真展示されてるようです。
http://www.mep-fr.org/us/expo_1.htm
です。
パリの光に魅せられ、光の作家として著名な田原桂一の写真展が開催されてます。田原さんは、20代のとき、パリの自室の窓辺の光を撮った作品でアルルの写真フェスのグランプリを獲得、その後も光を追い続けた作品でヨーロッパを中心に活躍しています。日本でも木村伊兵衛賞...
posted by: パリノルール blog
2004/12/ 1(mer) 01:25 PM