ヴォルフガング・ティルマンズ、東京・金沢で
■東京オペラシティ アートギャラリー
「ヴォルフガング・ティルマンス|Freischwimmer」
2004.10.16[土]─ 12.26[日]
http://www.operacity.jp/ag/exh55/index.html
約200点の写真と日本初公開の映像作品。16日にはアーチストトークも。
■ワコウ・ワークス・オブ・アート(東京)
「ヴォルフガング・ティルマンス new photographs」
2004.10.15(金) - 11.20(土)
2004.11.26(金) - 12.24(金)
http://www.wako-art.jp/
■金沢21世紀美術館
「21世紀の出会いー共鳴、ここ・から」(グループ展)
〜2005年3月21日
http://www.kanazawa21.jp/opening_exhibition/index.html
10月9日に新しくオープンした美術館の開館記念展。世界中から37名80作品が一堂に。
Wolfgang Tillmansといえば、フランスとイギリスが共同開発したコンコルドを撮った一連の作品があります(…と、むりくりフランス・ネタに)。ブルータスBOYS LIFE特集の表紙にも使われてました。ブラニフ行った方にもタイムリーなネタかと。
tillmansのconcorde
在りし日のコンコルドの雄姿をvideoで。
http://www.concorde-jet.com/e_videos.php
やっぱり美しいなぁ。乗っとけばよかったなぁ、と今さらながら。
廃止の理由は騒音と経済性。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20031022306.html
10月24日まで成田の航空科学博物館にてコンコルド展やってるようです。
http://blog.livedoor.jp/martialalchemy/archives/7234819.html
ひょっとして窓だけなのかも?
「口紅から機関車まで」(←おすすめ!)のレイモンド・ローウィ(raymond loewy)がデザインした機内食用のカトラリー↓
初期の機体は内装も手がけてます。
新しい機体はアンドレ・プットマン。この人が乗ったやつ↓
http://iketaku.cool.ne.jp/Hello/Airplane/concorde.htm
カーサからこんな本も出てます↓
さよならコンコルド
おなじみのこれもRaymond Loewy のデザイン。
↓
コンコルドとは、調和とか融合といった意味です。
追記
金沢21世紀美術館に行ってきたんですが、すごく気持ちのいい建物でした。円形ガラス張りなので、ところどころで外の景色がのぞいて開放感たっぷり。町のど真ん中にあるし、無料で利用できるスペースも充実してて(ライブラリーの蔵書がもうちょっと充実してたらいいな)、夕飯食べたお店の女の子に聞いたら、「有料部分は1回しか行ってないけど、無料部分にはしょっちゅう行ってる」って言ってました。いいな〜。途中で寄った名古屋駅ではホームレス対策で椅子をいっさい置かないようにしてるって言ってましたが、21世紀美術館には宿泊できそうなくらいの居心地のいいソファが。子供連れがすごくたんさん来てて、なんかハッピーな美術館、という雰囲気。設計は妹島和世さんと西沢立衛さん。係の人の制服は三宅一生さんとか。
館内はことごとく写真撮影禁止で、係の人がしょっちゅう注意してました。美術館の屋根の上に設置されているヤン・ファーブルの「雲を測る男」が見えるフリースペースに椅子があって、別の人がその椅子を撮っていたら「外はいいですが、館内はダメです」と注意してるのが聞こえたので、お言葉に甘えて、外にある「雲を測る男」舐め〜の美術館の廊下、みたいなアングルで撮ろうとカメラを出したら「外にあるからといっても、偉い先生の作品なんだから撮ってはダメです」と注意されてしまいました。偉い先生か〜。
タレルの四角い空、トリップできますよ。最初に入ったとき、ちょうど曇り空だったので、まったくのソリッドな薄グレー一色で、遠近感がおかしくなってきて、とてもいい感じ。帰り際にもう一度寄ったら、青空に白い雲がふわり、みたいな空で、美しいかったけど、トリップ度は半減。
そういえば、金沢駅もすごいことになってました〜。えらくカッコイイんですが、大荷物だった某氏は、「この柱1本節約して、駅にエスカレーターくらいつけれ!」って怒ってました。エレベーターもなかったので、ホームから昇って&降りてが人力で運ばなくてはならずお気の毒だった。
Posted by 7NT-RDBL at 2004/10/12(mar) 12:22 PM [交通 , 美術・デザイン , 本・雑誌 ] | |です。
20世紀のアメリカンデザインを代表するインダストリアルデザイナー、 レイモンド・ローウィ。 先日、「たばこと塩の博物館」で開催されていた特別展に行ってきました。 コンコルド内部のインテリア(ちょっとした工夫で体感空間を拡大!)やシェル石油のロゴマ...
posted by: imageflakes*
2004/10/26(mar) 11:05 PM
レイモンド・ローウィの仕事のなかでもとみに高名な、LUCKY STRIKEのロゴデザイン。 的をモチーフにしたデザインはもともとのもので、ローウィはそこから、緑ベースだった色と線をシンプルに整理し、箱の両面にロゴを配置した。(捨てられた空函が人の眼に止まったときに...
posted by: imageflakes*
2004/10/26(mar) 11:07 PM
オペラシティで開催中のヴォルフガング・ティルマンス展に行ってきました。初期作品から最新作までを網羅した回顧展で、予想以上にすばらしい展覧会でした。...
posted by: Masslogue
2004/11/ 2(mar) 01:54 AM
Wolfgang Tillmans (ウォルフガング・ティルマンス) 2004年
posted by: zig zag road
2004/11/ 9(mar) 11:45 PM
タイトルの「Freischwimmer(フライシュヴィマー)」という言葉にピンときて行ってきました。「自由に泳ぐ人・自由に生きる人」という意味だそう。ビーチを人が2人這い這いしてその跡がおもしろい曲線になってて、彼らの後をわんこが追いかけてる写真とか、「最後の1個を取...
posted by: + 星 見 閑 話 +
2004/11/10(mer) 01:13 PM
昨日日記の続きです。("つづき"と入力して何故都築が初めに変換で出るのか・・・) 昨日は森のあと、世界堂によってからメインへ。 TOKYO OPERA CITY"Wolfgang Tillmans|Freischwimmer" 東京オペラシティーにて10月16日から12月26日まで開催されているウォルフガ...
posted by: 落武者の行方
2004/11/12(ven) 12:45 AM
先週、ヴォルフガング・ティルマンスという写真家のインスタレーションを観た。ス
posted by: 無聊写記
2004/11/15(lun) 03:16 PM
初台にあるオペラシティアートギャラリーでは現在、ヴォルフガング・ティルマンスの大規模な展覧会「Freischwimmer(フライシュヴィマー)」が開催中である。 そこで、パートを3つに分けてヴォルフガング・ティルマンスについて書かせてもらいます(なんせ文章がいちい...
posted by: a flabby will
2004/11/17(mer) 07:34 PM
Wolfgang Tillmans | Freischwimmerに行ってきました。 奇妙な感じに腕を頭で組んだ女の子とその隣で普通に立つ男の子の写真。この人の作品を初めて見たのは、確かTaschenの写真集だったと思います。 別にすごく好きだとかそう言うわけではないけど、その写真集が印象.
posted by: olatlogue
2004/11/22(lun) 05:31 AM
今日東京オペラシティーアートギャラリーでやっているヴォルフガング・ティルマンス展に行ってきました。 Wolfgang Tillmans - ヴォルフガング・ティルマンス(1968─)は、ドイツに生まれ、ロンドンを拠点に活躍中のアーティストで、『i-D』、『Interview』、などのフ...
posted by: ☆英語ストレス発散☆
2004/12/ 2(jeu) 03:27 AM
金沢21世紀美術館を来館した人の反応特集01、02、03、04 金沢21世紀美術館を取り上げたプレスの皆さん特集01、02 Google検索の後、Yahoo!で「金沢21世紀美術館」と検索を試す
posted by: 金沢21世紀美術館コメントラジオ(非公式・仮)
2004/12/ 6(lun) 11:41 AM
えー、ピースの鳥。をデザインした人の展がたばこと塩の博物館で催されていたので見にいく。なんかすごい有名な人なのね、納得。ちなみにあの鳥は鳩だって。だからピースなのね、納得。レイモンド・ローウィという人なのだけれど、この人ほんと凄いのね。シェル石油のあの...
posted by: ■love talk show■
2004/12/ 8(mer) 12:38 AM
「21世紀の出会いー共鳴、ここ・から」@金沢21世紀美術館で感じたこと。いいものを体験する意見を言う。本当に、こころとからだに内在している感性を、二重の身体(原始的な肉体としての身体と情報としての身体)を行き来しながら揺さぶられた。 円を構成するガラスは意外...
posted by: simon
2004/12/13(lun) 04:18 AM
10:00。 今回の旅の一番の目的である金沢21世紀美術館へ入館。 全面ガラス張りの建物なため、降り注ぐ陽光を存分に受けて館内はとても明るい。 逆に、天気の悪い日はどんな趣になるのかとても気になる。それはそれできっとイイモノなんだと信じたい。 現在 開催され...
posted by: いつか、きりんを見にいこう
2005/01/31(lun) 12:02 AM
ようやく読書の秋以外にも目が向き始めました。先週末オープンした金沢21世紀美術館に行ってきましたよ。 山本基さんの塩の作品「迷宮」ではじまる記念展「21世紀の出会い―共鳴、ここ・から」。 マシュー・リッチーの“Something Like Day”がいいなと思いました。円...
posted by: ふりかえれば…まろ
2005/01/31(lun) 12:06 AM
今日はついに内部に潜入です!記念すべき開館記念展覧会は、『21世紀の出会いー共鳴、ここ・から』 と題し、様々な分野の現代美術作品が展示されていました。その中でも僕が特に気に入ったのは、"レアンドロ・エルリッヒ"さんというブエノスアイレス在住のアーティストの"...
posted by: NEUTRULE
2005/01/31(lun) 12:24 AM
金沢城跡、兼六園周辺は城下町金沢の中心として加賀前田家が権勢を誇った時代の風情を今に伝えているが、同時にそこは、近代から現代の金沢を物語るような時代時代の最新建築が見られる地域でもある。金沢という街は金沢城を愛しながらも、常にそれに対して挑戦的な現代の...
posted by: KINEMAtograph[キネマトグラフ]
2005/01/31(lun) 12:54 AM
そしてゲデレーの次は、金沢21世紀美術館へ。 10月にオープンしてから2ヶ月以上経ち、ようやく行くことができました。 不思議な空間、癒される空間、笑える空間。 噂どおり、五感に訴えかけてくる作品が多かったような気がします。 今回は入館したのが...
posted by: けんずいし
2005/01/31(lun) 09:28 AM
10月の初旬に開館した新しい美術館。 妹島さんと立衛さんが共同設計したモノで、四角いハコの概念から飛び出した新機軸です。 無事に年が明けたわけですが、幸い悪い噂は聞いていません。今回はゼネコンも相当ディテールに頑張ったみたいで、その成果の表れなのでし...
posted by: ICHIメンバーの独り言
2005/02/ 1(mar) 10:47 PM
http://koso.jugem.jp/trackback/252
posted by: Kによる”よくわからない日記”
2005/02/ 2(mer) 06:51 AM
東京オペラシティアートギャラリーで開催中のwolfgang tillmans(ヴォルフガング・ティルマンス)展に行ってきた。作品数が200点以上あって結構堪能&お腹一杯になってしまったので、近くのwako works of artでも開かれてる展示には行かなかった。 この人の作品は、人物...
posted by: earth@journal
2005/02/ 7(lun) 08:40 PM
昨年できた新しい美術館。外観は円盤みたいだ。展覧会の内容はとても充実していて飽きがこなかった。作品も比較的新しい作家が多く、一昔前の古臭い作品収集している博物館のような美術館とは一線を画してした。下からプールのガラスの表面が見えるのだが、雪が水に落...
posted by: 西荻ライフ
2005/02/ 8(mar) 11:47 PM
成田空港の南にある航空科学博物館は大型模型の設置に伴う作業の為、2月14日から28日までの間は休館となるそうです。1階の展示室にコクピットの操作に対応して作動する大型模型を導入して公開されるそうです。成田空港での撮影の際にちょっと一服できるオアシス的...
posted by: Bird's-Eye
2005/02/14(lun) 10:51 PM
レイモンド・ローウィのカトラリーはほんとに可愛いです。復刻したらよいのに。買いたい。
パリ。行きたいのです。住みに行きたい。只今それに向け資金を貯めているところ。
よいですねパリ。
posted by: のりさん 2004/10/13(mer) 02:55 AMトラックバックありがとうございます。
レイモンド・ローウィ展は面白かったですよ。コンコルドのカトラリーの他に、家具もあって、ポップでかわいかったです。
パリは数年前に1度いったことがありますが、ルーブル美術館の巨大さと収蔵品の豊富さと美しさ、そして文化的な懐の広さに感激しました。「もう1度行きたい街NO1」です。
posted by: tategaminekoさん 2004/10/13(mer) 09:53 PMたいへん遅くなりましたが、TBありがとうございました☆
大きなもの(ひこうき)からちいさなもの(ビスケット)まで。
ローウィのデザインはほんとうに多岐にわたっていて、
まさに20世紀のアメリカの生活の幕開けを全部デザインしちゃったようなイキオイで、
圧倒されますよね。
銀座に行ったときに、不二家のロゴの花がくるくる回っているのを眺めるのが好きです。
posted by: Ascaさん 2004/10/26(mar) 11:19 PMコメント+TBありがとうございます!
ヴォルフガング・ティルマンズ展、良かったです。
もう一度行きたいくらい。
パリもまた行きたいな〜と
“パリノルール”ぱらぱらとめくってます。
はじめまして。落武者の行方のfeltmountainです。
トラックバック有難う御座いました。
時間が無くまださらっとしか読ませて頂いていないのですが、なんだかとても面白そうなblogで今度ゆっくり遊びにきたいと思っております。
僕のほうはそろそろまともな更新が再開できそうなので、もし宜しければいらっしゃってくださいね。
それではひとまず失礼致します。
posted by: feltmountainさん 2004/11/12(ven) 08:19 AMはじめまして。無聊写記のhyodoです。
TBありがとうございました。まだブログ初心者でようやくTB慣れしてきたところです。これまでもブログ検索で、パリノルールによくお見かけしました。これからもTBさせていただきたいと思います。
TBどうもです。
21世紀美術館、やっぱり写真撮ると怒られるんですねー。文句言われてたらものすごく腐ってただろうから、こそこそ撮って正解でした・・・。偉い先生の作品だから駄目・・・そうかーそういう理由なのか。ちょっと面白いですね。でも是非カメラ持って行きたい美術館ですよね。
はじめまして。TBいただいたので飛んでまいりましたよ。
先日また21世紀美術館をちょこっとのぞきに行きました。
あちこちのサイトやブログで写真が掲載されているので撮影可なのかと思って尋ねたら係りの人が「いいえ」と。
でも体験型の作品や外にある作品って禁止するのはなかなかに難しいですよね。
コメント、まとめてありがとうございます。
21世紀美術館の係員さんに関しては、賛否両論あるみたいですね。市民の美術館て感じで好感もてましたが、もっとゆったりしてくれてもいいのになぁ、とも。目くじらたてず、もっとテゲテゲで。
こんにちは、石川県人です。
TBありがとうございました。
ボクもタレルの部屋が好きです。あそこはフリースペースでしたっけ、季節ごとに行ってみたいと思いまっす。
ボクが行ったときは、ミニカーがたくさん走ってるとこで、大変やる気のない係員がいて気分悪かったです。他の人は、だいたい良かったです。
写真については、もう少し寛容であってほしいなと思います。たとえば有料部分のみ許可しないくらい。だって、かのルーブルでも撮影可なんだもの。ねー。
トラックバックありがとうございます。
21世紀美術館の威力はスゴイですね。
隣県の私としても嬉しいです。
今度金沢市内竪町 inform garallyにて岡部俊彦さんと映像と音でコラボレートします。
http://dns1.tatemachi.or.jp/inform/
3/11より。よかったらまた。
コメントありがとうございます。
3/11のイベント、フランスに関係するネタがあればエントリーで紹介しますので、ご希望でしたらまたメールください。
タレル、無料スペースでした。
私が最初に入ったときは一人もいなくて、超贅沢な空間になってました。
トラックバックありがとうございます。
以前からパリのルールさんを拝見していたので、嬉しかったです。
本もすごく丁寧に作られていて ステキです。
これからも遊びに来させて頂きますねー!
はじめまして。TB張らせていただいたのですが,まだ表示されていないよう・・・です。「パリのルール」には大変お世話になりました。パリを数倍楽しめたので大感謝です。
posted by: kkdgcさん 2005/02/ 7(lun) 08:45 PM↑すみません! &ご購読ありがとうございます!
なんか最近トラバ関係の調子が今ひとつで。こちらからも送れないことしばしばで。。。