カンヌの英国貴族行方不明事件で妻逮捕
昨年の秋、カンヌのホテルから行方不明になっていた英国貴族がいたらしいのですが、殺人容疑で妻と妻の義兄が捕まったようです。
「Earl's wife arrested over 'murder'」
←19世紀のシャフツベリ卿
被害者はAnthony Ashley-Cooperさん、66歳。
Earl of Shaftesburyと呼ばれている、とあるんですが、
有名なシャフツベリ卿の末裔ですかね?
イギリスと南仏を行ったり来たりしていたジェット・セットらしいです。
妻のDjamila M'Barek,は37歳。
アシュレークーパー氏の3度目の妻で、
離婚交渉のこじれからの犯行のようです。
行方不明になったとき泊まっていたホテルはヒルトンのようです。
Noga Hilton Cannes
カンヌでは、こういう豪華ホテルの裏通りに、お金持ちの男性客向けの小さなバーがひっそりとあるそうで、容疑者の妻も、被害者の最近の愛人も、こうした店のホステスさんだったようです。新愛人登場で、離婚話になったのかも。黒革の手帖ですな〜。
確かデューク更家氏ってカンヌ住まいじゃなかたっけ?と検索したら、モナコでした。奥様によるセレ〜ブな南仏日記が載ってましたので、ついでにリンク。
デューク更家はフランス語はともかく英語しゃべれるの? いや、しゃべれなくたっていいんですが。ちょっと気になったもんで。
南仏といえば、マリクレールの今月号で「南仏を巡る“新スローな旅”」というおいしそうな小特集をやってます。
追記 3月7日
被害者はやはりシャフツベリ卿10代目だそうです。容疑者の妻,37歳といってたのに本当は43歳だったらしいです。よって、実行犯は義兄ではなくて義弟かも(年下の義兄もありうりますが)。卿と妻はヴェルサイユのバーでホステスをしているとき知り合ったそうです。義兄(弟?)は、卿の妻に対するひどい仕打ちに怒って犯行に及び、妻は見ていただけと証言している模様です。
再び追記
妻とその弟の共謀犯ということで、25年の刑が決まったようです。
実行犯の弟は、ドラッグでラリっているときに口論になって首を絞めてしまった事故であって殺意はなかったと反論したようですが、認められなかった模様。伯爵はバイアグラでセックス狂になっていたとか、元売春婦の妻は金目当てで結婚したとか、かなりドロドロの裁判だった模様です。
http://www.fr-dr.com/paris/archives/2007/05/29140143.php
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です。
以前エントリしたシャフツベリ卿の殺人事件の裁判がニースであったようで、犯人とされ...
posted by: パリノルール blog
2007/05/29(mar) 03:02 PM