「王と鳥」、大阪でも上映会←全国に拡大中らしいです
フランス初の長編アニメ「王と鳥」、渋谷シネマ・アンジェリカで上映中ですが、梅田ガーデンシネマでも26日土曜から1週間上映されるそうです。
(追記:大阪のほか、京都・神戸・名古屋でも公開されることになったそうです)
1955年に監督の意向を無視した結末で公開されたものの、
宮崎駿はじめ多くのアニメーターに多大な影響を与えたそうです。
79年に監督自らフィルムを買い取って結末を作り直し、
今回はゲド戦記の宣伝イベントの一環として、
ジブリの高畑勲さんの字幕で劇場公開となったようです。
ちなみに高畑氏は東大仏文の出身らしいです。
団塊世代?の熱き思い満載のオフィシャルはこちら。
で、この映画の脚本て、詩人のプレヴェールなんだそうです。
シャンソンの枯葉や「天井桟敷の人々」の脚本を書いた人。
↓ピカソによるプレベール
ゲンズブールがプレヴェールに捧げた歌「枯葉によせて」↓ 若い!
↓フランスのアイドル歌手も歌ってます。伏目顔がちょっと小池徹平or岡田准一似。
ね式さんによると、
ラファエル君はアルゼンチン・ロシア・モロッコのメランジュだそうです。
歌詞はこんな意味。by TOI LE POETEさん
↓プレヴェールの代表作『ことばたち』を高畑氏が新訳・解説。
おもしろそうなんですが、アマゾンで超高値!
図書館へGO。
松岡正剛さんは1947年に刊行された『よくない子のためのお話』をお探しのようです。その本に載っているプレヴェールの自画像が見たいとか。原作↓
本自体は、エリザ・アンリケの挿絵のまま、
「おりこうでない子どもたちのための8つのおはなし 」という邦題に変わって新版が出ています↓
←自画像があるかどうかは不明。
訳者の布施佳宏さんのサイトで、出版のきっかけと、「ゾウアザラシ」と「最初のロバたち」が紹介されています。
ちなみに原文はこちらのよう。
フランス詩は朗読が前提らしいので、プレヴェールの詩をひとつフランス語で聴いてみましょう↓
イヴ・モンタンによる「BARBARA」
パリノルールでは、詩の朗読が聴けるパリ市内のスポットをご紹介してますので、パリに行かれる方はぜひご参考に。
プレヴェールはコラージュも作ってたそうです↓
です。
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