パリノルール blog

エターナルサンシャインで前にエントリしたMichel Gondryの新作2本がそろそろ日本でも公開されるようです。

ドキュメンタリー映画の「David Chappelle's block party（邦題ブロック・パーティ）」は11月11日からの公開が決定、自ら脚本も手がけた「the science of sleep」も年末あたりとの噂です。

予告編など詳細はこちら↓

「block party」は、アメリカの人気コメディアン、デイヴ・シャペルが主催したヒップホップのシークレット・ライブを追ったドキュメンタリー。　ブラック・ミュージックのスターが勢ぞろいの模様。　Killing me softlyでおなじみのTHE FUGEESも7年ぶりに再結成しての出演。　映画も公開規模が小さかったにもかかわらず、興行的に大成功を収めたそうです。by allcinema

オフィシャルサイト
予告編↓

「the science of sleep」は、ゴンドリー自身の体験をベースにしたというラブコメもののようです。　主演は、ガエル・ガルシア・ベルナルとシャルロット・ゲンズブール　（ガエルの起用は「天国の口、終りの楽園。（原題Y Tu Mama Tambien DVD ）」を観て決めたとか）。

夢の中を描いたシーンがたくさんあって、「エターナルサンシャイン」よりゴンドリー風味満載の作品になってるようです。

オフィシャルサイト
Myspace 映画　サントラ
予告編↓

主人公はカレンダー会社に勤めるグラフィック・デザイナーで、ゴンドリー自身、25年前、パリで主人公と同じカレンダー会社の仕事をしていたそうです。　ベタな仕事を要求するダサイ上司を相手に、クリエイティブと現実の狭間に悩むという設定も自身の体験からとか。

charlotte gainsbourg演じる女性に片思いするのも実体験からで、撮影に使った部屋は、実際にゴンドリーが昔、彼女と暮らしていた部屋だそうです（娘がひとりいるらしい）。

パリが主な舞台で、主役の二人も英語圏以外の人なのに英語を使ったのは、エターナルで得たアメリカの観客を手放したくなかったからとか。さすがＣＭ出身。臨機応変、ですが、結構訛ってる模様。

夢のシーンに出てくるクラフトワークがかわいいです↓（映画で観たい方はクリックなしで）

主人公同様、ゴンドリー自身、かなり鮮明な夢を見るタイプだそうで、しかもよく覚えているのだとか。

撮影に使われた小物類は、ＮＹのDeitch Galleryに展示されたらしいです。

会場風景 more photos

こちらは、映画のテーマソングにもなっている「If you rescue me （Velvet Underground のafter hoursのカバー）」を使ったショートフィルム。　映画館の予告タイムに流れたほか、DVD特典としても入るらしいです↓

http://www.lindaserbu.com/

メイキングもありました（youtubeってホント何でもあります）が、こういうのは本編観てからのほうがいいのかも？
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別館ゴンドリー関連

追記
サイレンス・オブ・スリープの邦題は「恋愛睡眠のすすめ」になったそうです。by cinimacafe

Posted by 7NT-RDBL at 2006/10/19(jeu) 01:57 AM　[映画 , 音楽 ] | |