パリノルール blog

パリのクリスマス市、始まりました　(novembre 30, 2006)

クリスマス・オーナメントなど、クリスマス用品を売る恒例のマルシェ、市内各所で開かれますが、ツーリストに便利そうなところは以下のとおり。
■シャンゼリゼ通り(Maison d'Alsace)　11月25日〜12月29日 (パリノルール map6-E3)
■サンジェルマン・デ・プレ広場　12月2日〜12月28日 (〃 map4-D3)
■東駅　12月5日〜12月17日 (〃 map9-C1)
■サン・シュルピス広場　12月8日〜12月30日 (〃 map4-D5)

新凱旋門のあるラ・デファンス（11月29日〜12月29日）、ユーロ・ディズニー（12月8日〜2007年1月7日）でもやってるようです（確実なところはご自身で再確認を）。

米田民穂さんのドローイング展、昨日から　(novembre 29, 2006)

雰囲気のある線描画や猫の絵で活躍されている米田民穂さんの個展が三田のギャラリーで開催中です。

米田民穂個展
〜12月3日まで。
Gallery fu
慶応大三田キャンパスのすぐ近く。

12月7日発売の『婦人画報』新年号では、伊集院静さんの小説の挿絵を描かれてるそうです。

カルロス・ゴーンの娘さん、本日パリで社交界デビュー　(novembre 25, 2006)

毎年この時期にホテル・クリヨンで行なわれるデビュタント舞踏会。1991年から「ミキモト」の主催で始まったイベントで、世界中のセレブやお金持ちのお嬢さん24人がオートクチュールのボールガウン姿で社交界デビューします。

今年は、カルロス・ゴーンさんの長女キャロラインさん（19歳らしい）もお披露目のようです。
舞踏会は本日夕方から。

マックス・ランデーについて　(novembre 24, 2006)

昨日のつづきですが、Pierre Etaixのエントリのトップ画像で、チャップリン人形が見つめているMax Linderについて、ちょこっとご紹介。

20世紀初頭に活躍したフランス無声映画のスターで、チャップリンはじめ、多くのコメディアンに影響を与えた人です。第一次大戦に召集され人気がなくなり、戦後アメリカに進出したもののあまりヒットせず帰国。失意の中、40歳のときに18歳の女性と結婚、2年後に1歳の子供を残し、若妻を道連れに自殺、と劇的な人生を送っています。

動くランデールは、こんな感じ(google video)↓　

ピエール・エテックスは写真家でもありました！　

ジャック・タチ映画のポスターイラストでおなじみのPierre Etaix。
写真も撮っていたようで、パリ写真月間の一環として、サンジェルマンで写真展を開催中です。

「Pierre Etaix. Clowns au Cinema（映画の中のクラウンたち）」
12月21日まで（15:00 〜 19:00 pm.日曜休 ）
Galerie Serge Aboukrat（7 place de Furstemberg　75006 ）

エテックス（ピエール・エテかと思ってたら、エテックスの表記が多いんでエテックスで）自らが作ったミニチュア人形を使って、キートン、チャップリン、マルクス兄弟といった過去のコメディースターたちへのオマージュとして撮った作品のようです。

アルトマンが亡くなりましたが、フランスでも先日　(novembre 22, 2006)

ロバート・アルトマンは81歳でしたが、こちらフランシス・ジローは61歳。
ご冥福を祈ります。

フランス人監督、Francis Girodさんは、ロミー・シュナイダーの「華麗なる女銀行家」や「地獄の貴婦人」を作った人ですが、

今ごろナンですが、巨大な少女　(novembre 20, 2006)

「ONE DAY」さんとこで知ったんですが、
←これ、フランスのカンパニーのでした。

ナント市 を拠点としている劇団「Royal de Luxe」の巨大あやつり人形劇「スルタンの象」。

6月のロンドン公演のあとネットやテレビで話題になってたので、もう見た方も多いかと思いますが、まだな方はこちらの動画を↓

パリのクリスマス・イルミネーション　(novembre 19, 2006)

主な繁華街の点灯時期は以下のとおり。
モンターニュ通り （パリノルールmap6-E3〜E5） 11月24日〜1月7日
サントノレ通り （map7-E3〜E5） 11月24日〜1月7日
シャンゼリゼ大通り （map6-A3〜F3） 11月28日〜1月5日
ヴァンドーム広場 （map7-C5） 11月30日〜1月8日
リュピック通り （map8-B3〜A4） 12月1日〜1月18日

恒例のデパートのウィンドウ・ディスプレイも出そろったようです↓

旅するスケッチブック　(novembre 12, 2006)

フランス人と日本人のイラストレーターの発案で、1冊のスケッチブックが世界を旅する「スケッチトラベル」というプロジェクトが進行中のようです。
SKETCHTRAVEL project

漫画家やアニメーター、絵本作家など、世界中のさまざまなイラストレーター60人が一人１ぺージずつ絵を描き加えていく、というプロジェクトで、スケッチブックは必ず手渡しするのが決まりとか。
10月19日にパリでスタートし、現在はサンフランシスコを旅しているようです。

家庭教師ミシェル　(novembre 10, 2006)

先日、別館にupした「THE WORLD GOLDEN EGGS」のシーズン1で、家庭教師ミシェルがフランス語のレッスンをしてくれてます↓

新宿伊勢丹「フランス展」開催中 　(novembre 08, 2006)

伊勢丹、創業120周年だそうです。

「フランス展」
伊勢丹新宿店本館6・7階　催物場
11月8日(水)〜13日(月)　*最終日6時終了

←今回の目玉らしい「オーベルジュ･ラ･フニエール」のシェフ

食べ物関係のほか、ソフィア版「アントワネット」の映画衣装展示などがあるそうです。

ＥＵ出国時の機内持ち込み制限が変わりました　(novembre 07, 2006)

英、米、カナダに続いて、EU25か国（とスイス、ノルウェー、アイスランド、アルバニア、コソボ）でも、液体類の機内持ち込みが制限されることになりました。

機内に手荷物で持ち込めるクリーム、ジェル、ペースト、スプレー缶入りなどの流動物・液体は100ミリリットルまで。
←しかも、このような透明な袋（20×20cm以内）に入れること。

早稲田松竹でジャック・ドゥミ2本立て上映中＆レディ・オスカーについて　(novembre 06, 2006)

『シェルブールの雨傘』と『ロバと王女』という、マストな2本立て。どちらもDVD出てますが、ぜひとも大きいスクリーンで、ドゥミならではのファンタジーワールドにまみれて観たい2本です。
早稲田松竹　〜11月10日まで

ハイライトシーンなど↓

フォト“グラフィティ”アーチストのＪＲ、路上からメジャーへ進行中　(novembre 05, 2006)

写真を使ったGrafitiで話題のＪＲが２冊目の写真集を出版。
←こちら。
タイトルの「28 millimetres」は、ＪＲが使っているカメラの28ミリ・レンズのこととか。

ＪＲはアルジェリア系のパリジャンで、自分で撮った写真をモノクロコピーして、ストリートに貼って作品にしてる人。ここ数年パリに行ったことのある人ならどこかで見かけたかも。

こんな具合↓　

今年のフェミナ賞はカナダ出身のナンシー・ヒューストンが受賞　(novembre 01, 2006)

女性審査員が選ぶ文学賞の「Prix Femina」に、日本でも『天使の記憶』『愛と創造の日記』の訳本があるNancy Hustonの「Lignes de Faille」が選ばれたようです。

4世代に渡るある一家の物語をそれぞれの世代の6歳の子供の目を通して描いたものとか。

本はこちら↓　ちょっと珍しい形です。