旅するスケッチブック
フランス人と日本人のイラストレーターの発案で、1冊のスケッチブックが世界を旅する「スケッチトラベル」というプロジェクトが進行中のようです。
SKETCHTRAVEL project
漫画家やアニメーター、絵本作家など、世界中のさまざまなイラストレーター60人が一人1ぺージずつ絵を描き加えていく、というプロジェクトで、スケッチブックは必ず手渡しするのが決まりとか。
10月19日にパリでスタートし、現在はサンフランシスコを旅しているようです。
すべての絵が埋まったあとは、1年後にパリのBD専門ギャラリーArludik Galleryで展覧会をし、本も出版予定。完成品のスケッチブックもオークションされるそうです。収益金ははチャリティ団体に寄付。
スタートは、パリのイラストレーターFrancois Roca。
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2人めは、発案者のひとりであるGerald Guerlais 。
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その後、Claude William TREBUTIEN
こういうのを作ってる作家らしい↓
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そして、Rebecca DAUTREMER
このレベッカ・ドートゥルメールは、内田也哉子の翻訳で日本でも「恋するひと」という本が出ています。
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アメリカで個展をするレベッカさんの手で、スケッチブックは11月10日にサンフランシスコのドイツ人イラストレーターAlexandra Boigerに渡ったようです。
アレキサンドラさんの代表作「Roxie And the Hooligans」↓
現在参加が決まっている作家については、HPのArtistsのページにリストとリンクがあります。
そのうちのひとりPeter de Sève ↓
発案者のひとりである日本人作家は、NY在住のツツミ・ダイスケさんという方。アイス・エイジを制作したCGスタジオのBlue Sky Studiosのメンバーで、「Robots」のキャラクターデザイン(カラースタイリスト?)をされた方のようです。Manga-ka@NYCさんのとこにご尊顔が。
Daisuke "Dice" Tsutsumi Interview
どうせなら1冊といわず、スケッチブック数冊を旅させて、1年後にパリで大集合!ってのも楽しそうなのだけど。
です。