パリノルール blog

先日、フランスで開催されたお菓子の世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」で日本チームが見事優勝（写真左）、日本ではサロン・ド・ショコラが列島縦断中（現在京都と小倉）というお菓子日和な今日このごろですが、yahoo動画で配信中の「パティシエたちのワールドカップ」（こちらはアメリカで開催された大会WPTC）の後半部分がＴＶチャンピオン風で結構手に汗握るので、お菓子作りにご興味ある向きは見てみると楽しいかもしれません↓

「パティシエたちのワールドカップ」後半
3月末まで無料配信（日本国内のみ）。

←こちらはクープ・ド・モンド優勝チーム。
優勝賞金12000ユーロを手にしております。
おめでとうございます！

WPTC大会のほうは、フランスに次いで2位の結果だったようです。
日本チームの作品↓
　詳しくはこちら。

WPTCの売りは、フランスのＭＯＦ（最高職人の称号）保持のパティシエも出場してることのようです。
（てことはクープ・デュ・モンドは出られないらしい。というか、そもそも若手のための大会だったような気も。それより、今年から前回優勝国は出場できなくなったそうなので、強豪国である日仏が次に対決できるのは一体いつになっちゃうんでしょうか。。。変な規則だ）

もうあちこちでご覧になったと思いますが、
クープ・ド・モンド世界一メモ↓

チョコレートケーキ：藤本智美（グランドハイアット東京）
皿盛りデザート：市川幸雄（帝国ホテル）
氷菓：長田和也（名古屋マリオットアソシアホテル）
３ホテルともバレンタインデーは大忙しでしょうね。

日本チームの作品（といっても裏側ですが）

20か国が参加し、２位はベルギー、３位はイタリア。
大会画像あれこれ↓
http://groups.msn.com/PastryWorldNetherlands
http://anthony71.canalblog.com/albums/sirha_2007/index.html
http://louisette1223.spaces.live.com/
http://pastryworldnetherlands.spaces.live.com/
http://revayez.canalblog.com/archives/2007/01/23/3779263.html

行かれた方のblog↓
「パリで食いしん坊になりました」
「お菓子とネコとパり」

日本の優勝は、1991年の第2回大会以来。
このとき、参加15か国、2位フランス、3位カナダ。
当時の日本チームは、
京橋イデミ・スギノの杉野英実氏（中央区京橋3-6-17／03-3538-6780 ）、
ユーハイムのマイスター、安藤明氏（ＨＰ）、
奈良ガトー・ド・ボアの林雅彦氏（ＨＰ）。

前に、いまや美術館まであるスーパーパティシエの辻口博啓氏を取材したとき、お金のない自分が独立するにはスポンサー探しのためにこうしたコンテストで受賞することが重要だったとおっしゃってて、なるほどな〜と思ったことがありましたが（辻口さんは1997年のクープ・デュ・モンドで3位）、実際、優勝・入賞するとオファーがあちこちから来るらしいです。今回の３人も今後の活躍が楽しみですネ。

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追記
情熱大陸で放映

関連過去記事
ホテル・ランカスターの経営者が変わったようです＆シェフ・パティシエは日本人女性

Posted by 7NT-RDBL at 2007/02/ 4(dim) 07:33 PM　[たべもの ] | |