ホウ・シャオシェンの新作は、東京(珈琲時光)に続いてパリが舞台
侯孝賢監督の初のフランス映画「Ballon Rouge (バロン・ルージュ/赤い風船)」の予告編が公開になったようです↓ 主演はジュリエット・ビノシュ。
内容は、ジュリエット・ビノシュ演じるところの鬱気味の母と、7歳の息子の姿を、
パリの大学に通う台湾人のベビーシッターの目を通して描いたものとか。
「赤い風船」といえばアルベール・ラモリスを思い出すわけですが↓
←Albert Lamorisse版
侯孝賢版でも、赤い風船が主人公たちと一緒にパリの街を散策するらしいです。
オルセー美術館にもついて行きます↓
撮影はほとんどパリで行なわれたようですが、
ビノシュ演じる母親はマリオネットの先生という設定らしく、
その授業風景はフランス北東部のCharleville-Mezieresという街にある
マリオネット学校Institut International de la Marionnetteで
実際の生徒を使って撮影されたようです。
侯孝賢の93年の作品「戯夢人生」で描かれた
台湾の伝統的な人形劇「布袋戯(ポテヒ)」の人形遣いも出てくるらしい。
ポテヒはこんなやつ↓
今回の作品は、オルセー美術館20周年記念プロジェクトの一環で制作されたもので、
侯孝賢のほかに、オリビエ・アサイアス、ジム・ジャームッシュ、ラウル・ルイスが
オルセーの援助で映画を作っているようです。
侯孝賢の次は、アサイアスの「Souvenirs du Valois」が公開予定。
こちらもビノシュ主演。
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