日仏チームがミトコンドリア病の遺伝子を発見
nikkei.netによると、日仏共同チームがミトコンドリア病という難病の原因遺伝子を発見したそうです。論文は遺伝学の専門誌「Nature Genetics」で発表。
東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターと、パリ第7大学、パリのネッケル小児科病院の共同研究のようです。
この小児病院というのが実は↓
聴診器を考案した由緒ある病院らしいです↓ via uihealthcare
1816年に、女性患者の体に直接触れなくてもいいように考案。
最初は紙や木を筒状にしただけのものだったらしいです。
病院名のネッケルは、創設者のスザンヌ・ネッケルから↓
夫は「ネッケル解任」で有名なルイ16世の財務長官ジャック・ネッケル、
娘は女性批評家として活躍したスタール夫人。
病院の創立は1776年。
15区にある大きな病院で、音楽ホールなどもあるようです。
オフィシャル↓
HOPITAL NECKER-ENFANTS MALADES
肝心のミトコンドリア病ですが、
子供から大人まで数万人〜数百万人の患者さんがいるそうです。
恥ずかしながら、全然知りませんでした。
糖尿病、躁鬱病、男性不妊にも関係あるそうです。
ミトコンドリア病のお嬢さんのことをつづった本↓
「娘よ、ゆっくり大きくなりなさい?ミトコンドリア病の子と生きる」
東京新聞に連載していたそうです。
著者の堀切和雅さんのお話が聴けます↓
「常に娘の事を中心に考えて生きている」
3分30秒あたりから
こんな話もされてます↓
「過酷な小児医療の現場を激白!!」
最近、分娩を扱わない産科が増えているとか、
病院たらい回しで妊婦死亡なんて記事を見て、
日本はますます産みにくくなってるんだなぁと思ったら、
産んでからも大変なことになってるようです。
著者の堀切さんは、ご自身の出版社から
最近話題になった小児科医過労自殺裁判のご遺族である千葉智子さんと
『小児科を救え!』という本も出されています↓
追記
関連ブログ
「本編1−4 美樹〜ミトコンドリア病がどうした!」
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パリ旅行には
パリノルールをご一緒に
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です。