地下墓地カタコンブを舞台にしたホラー映画、10月公開
カタコンブはパリの地下に迷路のように張り巡らされた地下墓地で、全長約500キロに、約700万体の遺骨が置かれた場所。観光名所のひとつにもなっていて、パリノルールでも紹介しております。
以前、この地下埋葬所の中で映画館やバーを開いていたグループが捕まった記事をエントリしましたが、今度は、この中で迷子になる、というあまり陥りたくない状況のホラー映画が登場。秋に封切られるようです。
「カタコンベ」
10月6日(土)〜。
お台場シネマメディアージュ他全国ロードショー
オフィシャル http://www.catacombs.jp/
ポスター↓
製作はヒット作「SAW」シリーズのチーム。
撮影自体は、カタコンプから許可が出ず、ルーマニアのスタジオで撮ったらしいです。
気味の悪いことに、プロデューサーのひとりは、
首の痛みを感じて通院、そのまま謎の病死とか。享年42歳。
予告編↓
パリス・ヒルトンをからかったStupid Grilsで話題になった
P!NK(アリーシア・ムーア)も出演↓
主題歌「Blue Butterfly」はYOSHIKIが作詞作曲。
「Violet UK」というプロジェクト名でリリースとか。
ところで、パリのカタコンブができたのは、18世紀なんですが、
パリ市内の墓地が満杯になり、遺体が放つ悪臭がひどくなって、
地下の坑道に遺骨を集めて移したのが始まりとか。
↓カタコンブで骨を運ぶ人。ナダール撮影。1861年。
世界で初めてカメラ撮影にライトが使われたのが、この写真とか。
運んでいる人はマネキンだそうです。
現在のカタコンブ内部はこんな↓
Man Gets Lost in the Catacombs of Paris
(カタコンプに落ちていたビデオをもとに、
持ち主を探しにいくドキュメンタリー映像のようです。)
カタコンブを探索する趣味の人をカタフィル(Cataphile)と呼ぶそうです。
カタコンプ内で若者がパーティしたりは結構昔からだそうで、
できた当初も貴族が遊び場に使ったりしてたとか。
死体や遺骨に対して日本とは今ひとつ感覚が違うよう。
カタコンブには全然関係ないですが、
上のビデオで、地図を見ながら打合せをしていたカフェ「ル・ルフレ」は、
パリノルールでも紹介しておりますが、
カルチェラタンのアート系映画館の向かいにあって、
映画ファンや学生が集まる昔懐かしい雰囲気の店。
via Citizenbay
映画好きの方は近くに行ったらぜひお茶でも。
路地裏にあって落ち着けます。
6 r Champollion 75005 PARIS
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パリ旅行には
パリノルールをご一緒に
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です。
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