世界基準の「1キログラム」が減量してたそうです
asahi.comによると、「1キログラムの重さを定義する分銅の国際キログラム原器が、パリ郊外の国際度量衡局内に厳重に保管されているにもかかわらず、なぜか0.05ミリグラム軽くなっていることが判明した」そうです↓
「1kgが0.05mg減量? 国際原器、なぜか軽く」
←白金イリジウム合金製の国際キログラム原器(直径高さともに39mm)
via MEL
↓こんなに厳重に保管されてたのに!
意外とレトロ↓
via BIPM
wikipediaの「キログラム」の項を読むと、ヘぇ〜!ってことばかりです。
いわく、国際キログラム原器“IPK”(International Prototype Kilogram)は
1870年代に制作され、
40個の複製が作られて、
日本も1889年にもらっているそうです。
←運ばれる原器
いわく、現在はつくばの産業技術総合研究所にて保管。
われわれはレプリカのレプリカを見学することができるようです↓
プチ・厳重↓
via 産総研
いわく、1980年代に42年ぶりにIPKを洗浄したところ、約60µg減量とか。
と、言われても。。。
←洗われる原器。
いわく、メートル法のはじまりは、1790年のフランスで、
ルイ16世の命を受けて研究委員会が発足とか。
グラムの語源は、gravity(重力)から。
……などなど、詳しくはwikipediaで。
ちなみに、国際度量衡局BIPMは、
パリの西南にあるセーブル焼きで有名な街Sevreの、
サン・クロード公園の中↓
↑左下中央の建物は、
17世紀のお城の一部をリストアしたものらしいです↓
セーヴル陶磁器美術館訪問のついでにいかがでしょう。
どちらも地下鉄9番線のPont-de-Sevres 下車。
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パリ旅行には
パリノルールをご一緒に
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です。