今年のニュイ・ブランシュ(白夜)は10月6日。ゲリラに拘束中の女性議員に捧ぐ一夜になるそうです
毎年ヨーロッパ各地で開催されるニュイ・ブランシュ、パリでも日暮れから翌朝まで市内各所でアーチストの作品展示やイベントが行われます。今年は地下鉄14番線が終日運行し、沿線の各駅近くに見所が設けられているとか。深夜バスなど、交通支援があるので、この日パリにいるなら、ぜひ夜のお散歩へ!
場所、プログラム、アーチスト紹介など、詳しくは大充実のオフィシャル・サイトで↓
Nuit Blanche オフィシャル 地図つき
ここからpdfのパンフレットがダウンロードも。
去年の様子はFlickerにたくさん↓
http://www.flickr.com/photos/photogrin/sets/72157594329568497/
http://www.flickr.com/photos/36831789@N00/sets/72157594317827049/
など。
パリとローマの今年のニュイ・ブランシュは、
2002年に反政府ゲリラに誘拐されたまま拘束中の
コロンビアの国会議員イングリッド・ベタンクールに捧げられるようです。
イングリッド・ベタンクールは、パリで育ち、
フランス人外交官と結婚、2児をもうけたものの、
麻薬組織と癒着した母国コロンビアの政治腐敗を正すべく、
29歳で離婚してコロンビアへ戻り、国会議員に。
大統領選に立候補中に武装革命軍FARC(ファルク)に誘拐。
現在45歳。(最近、生存情報があったそうです)
誘拐の前年2001年に自叙伝をフランス語で出版。
裕福な環境を捨て、母国救済に立ち向かった姿が感動を呼び、
フランスでベストセラーに↓
「それでも私は腐敗と闘う」草思社刊
こちらのblogが詳細な内容を紹介れさてます。
詳しくは、Ingrid Betancourt 支援サイトで↓
www.Betancourt.info (日本語あり)
FARCが誘拐している国会議員はイングリッドさんだけでなく、
数十名に及び、一般人を含めると数千人とか。
すでに50年近くこんな状況が続いており、
コカインの生産と密輸がコロンビアの経済を大きく支配。
遺伝子組み換えコカなんてのも開発され、大量生産に成功してるとか。
マーク・パ○サー妻のコカインもコロンビア産だったかもしれません。
夫のジュースはアンデス産でしたが。
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パリ旅行には
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です。
自伝・ドキュメンタリー。2006年07月19日読了。
イングリッド・ベタンクール/永田千奈 /草思社 2002/05出版 277p
posted by: 傲岸不遜男天野才蔵の「私は本を買って読む」
2007/10/ 1(lun) 11:02 PM
via BBC 前にエントリーしたコロンビアの元大統領候補のベタンクールさん、...
posted by: パリノルール blog
2008/07/ 3(jeu) 09:55 AM
コロンビアの大統領候補で、反政府ゲリラに誘拐されていたイングリッド・ベタンクール
posted by: 傲岸不遜男天野才蔵の「私は本を買って読む」
2008/07/ 3(jeu) 12:13 PM