エジソンより先にフランス人が録音していた世界最古の音!
phonautographe University of California
では聴いてみましょう↓
曲はフランスの童謡「Au clair de la lune」。
最初のかすれた音が1860年に録音されたもので、
そのあとのクリアな歌は1931年録音のもの。
(最後はエジソンの)
フランス人のエドアール・レオン・スコット・ド・マルタンビーユが
1857年に発明した録音機「フォノートグラフ(top画像)」で録音したものとか。
エジソンが蓄音機を発明した20年も前ですが、
スコットのフォンオートグラフは録音だけで、再生装置はなし。
今回の再生音は、スコットの録音記録紙(youtubeの途中で出てきた
シリンダー用紙みたいの)を現代の技術で再生したもの。
スコットは科学者ではなく、
速記の歴史本などを書いていた人だそうで、
録音も音の再生が目的ではなく、
スピーチを書き写す速記の延長として考えていたらしいです。
今回の研究で、世界初の録音はスコット、
世界初の再生はエジソンということに。
エジソンのフォノグラフの実演↓
詳しくはこちらで↓
Researchers Play Tune Recorded Before Edison
ちなみに、世界で初めて録音された歌「「Au clair de la lune」」はこんな歌。
http://www.geocities.jp/ezokashi/f_auclairdelalune.html
例のドロテが歌ってました↓
この歌には子供バージョンがあって、
こんなかわいい歌↓
http://jp.youtube.com/watch?v=jBMTQozRkGI
歌詞は
Au clair de la lune
Trois petits lapins,
Qui mangeaient des prunes,
Au fond du jardin,
La pipe a la bouche,
Le verre a la main,
En disant : « Mesdames !
Servez-nous du vin ! »
月明かり、
3匹のうさぎが
プラムをつまみに、
パイプをくわえ、
グラスを持って、
「マダム、ワインを!」と言ってます、
というような意味とか。
…………………………
パリ旅行には
パリノルールをご一緒に
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関連
その昔、音楽の演奏は奴隷の仕事だったそうな
追記
ギスモードさんとこが新動画とともに紹介してました。
です。