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3月31日(土) 昨日に引き続き、家族にはモンサンミッシェルに行ってもらうことに。フランスの江ノ島と呼ばれているモン・サン・ミッシェル、遠くから見る分にはきれいだけど中に入るとたいしたことのないモン・サン・ミッシェル、「名物にうまいもんなし」を地でいくモンサンミッシェル、そんなモン・サン・ミッシェルなんですが一度は行っておくべき場所。7時30分にバスの前に集合という家族を笑顔で送り出し、家で二度寝をかまします、いってらっしゃ〜い。 ぐっすり寝た後、会社のデザイナーさんのところへ遊びに。なんとここのお宅には子猫が2匹もいるのです。フランスに来てからネコをまったく見ることも撫でることもできず、ネコ不足の日々に喘いでおりました。半年ぶりにネコ見ました、ネコ撫でました、ネコかわいがりました。いやあ、ネコっていいねえ。まったく、この国は犬ばっかり甘やかしすぎ。下のしつけ位しろっちゅうねん、その点ネコはいいなあ、ちゃんと躾をすれば、トイレも覚えるし、悪さは時々しかしないし、あんまり暴れないし。無駄に媚びないし、ほんとネコはいい。日本では犬派でも猫派でもなかったけど、こっち来てからネコの素晴らしさが分かってきました。やっぱよう、犬と犬の飼い主は態度がでかすぎるっすよ。とりあえずカフェやパン屋に犬を連れてくるのはやめてほしいもんすよ、まったく。と、ネコを愛しながら今後のことについていろいろ相談。 夜に家族をお出迎え。「江ノ島みたいでたいして面白くない」とのこと。そうそう、実際に行って実感するのが大事なのですよね、こういうことって。 3月30日(金) いろいろ忙しいので本日は家族にはロワール一日バスツアーに参加していただくことになりました。ほんますいません、私もロワールは行ったことないですが、きっと素晴らしいところなんでしょう。んで、本日をもって学校は終了。軽くフェットをしながら、ギャルの皆さん達とこれからについてお話をします。これからもう少し勉強する子、4月でお手伝いさんとしての契約を終えて国に戻る子や、働いたお金と奨学金を元に大学へ進む子、次にイギリスへお手伝いさんとして渡って英語を磨く子、すでに別の所でマッサージ師の資格を取ってちゃんとした労働ビザを取得する子、などなどここのクラスの子達は本当に様々な道を歩んでいくようです。まだ10代後半〜20代前半なのに、言葉も分からなかったのに外国に働きに来る子たちですもの、しっかりしてはるわ。週二回の授業だったからそんなに言葉は上達しなかったけれども、彼女たちから得た知識や考え方はかなりの刺激になりました。私もそろそろいろいろ考える時期が来たみたい、新たな扉の前に立とうとしているみたい、転機というものはいつも突然訪れるものなのだ。 午後は仕事に行ってから夕方は家族を旅行会社の前までお出迎え。彼らに家の鍵を渡して自分はフェニックスのライブへ、フランス初めてのライブでございます。家族が来てるというときに申し訳ないのですが、なんかもう限界に来ました。今までは怖くてライブなんて行けなかったんですが、そんなこと考えてられないくらい外に出たい気分になってしまったのですよ。 オペルカンフにある会場のバタクランは柱のない渋谷クアトロって感じで天井の高さがNHK505スタジオぐらいあります。非常に音が良く雰囲気もなかなかよい。お客さんはおしゃれ系の女子多数、そして細身・金髪・ちょいくせ毛気味、という三拍子揃った男子がうじゃうじゃ!うほう!ここはフランスなのに!なんかしらんがこんなに素敵なボーイズ達をいっぺんに見ることができるなんて夢のようです、ギムナジウムでもないのに、イギリス湖水地方でもないのに、どうしてこんなに素敵な人々が集結しているのでしょう!客鑑賞だけでおなか一杯って感じです。 南極物語のテーマみたいなフュージョンを延々とやる前座が終わってフェニックスは登場。細身のタイ、ピチピチブラウス、といかにもな80年代風いでたち。この頃はケミカルチックなジーンズや、ふっといベルトがデパートでも売り出されまさに時代は80年代。そのうちなめ猫も復活するでしょうってな勢いです。そんな雰囲気のパリに颯爽と現れたフェニックス!MCがフランス語なのに歌詞は英語、という不思議な感じも80年代風と考えればそれもよし。アルバムの曲を緩急織り交ぜて演奏してはりました。噂ではあんまり演奏は上手でないとのことでしたが、とんでもない!ちゃきちゃきしたギターとぽってりしたドラム、それに客を煽るボーカル、なかなか面白いではありませんか。観客はダフトパンクのPVに出てくるような「頭の上で手拍子」や「手持ちのライターを使ったペンライト」で応対。これがフランスのライブってやつなのか!最後はただいまフランスでヒット中のIF I EVER FEEL BETTERで大盛り上がり大会。CDだとスマートで洗練されたオシャレポップスなのに、ライブだと、思いっきりファンキーなんですな、思いっきり踊り狂ってしもうた。 3月29日(木) 母親は疲れて夕方まで寝込み、弟は一人でもう一回ルーブル、ということなので、とりあえず私は夕方まで仕事してそれかから家に戻り、元気になった母親を連れてルーブル地下で弟と落ち合い、アンジェリーナでお茶。いやぁ、名物くっとけくっとけ。その後中華で久しぶりに米。なんか頭がぐらぐらしてきました。 3月28日(水) 本日は午前中から夕方まで家族をルーブルにぶちこんでその間仕事。スト中で一部閉鎖のコーナーがあったらしく、そのおかげで入場無料だそうで。一日で見られる広さではないので、一部閉鎖(仏教美術コーナーとイスラムコーナーが見られなかったらしい)と言われても普通の観光客にはあまり関係ないのですよね。よかったよかった。夕方は家の近くの南仏料理屋で外食。家族がフランスに来てからというもの、野菜ばかり食べさせられ続けております。「あんまりにも顔色が悪いから」だそうです。やっぱり自分でも気付かないうちにやつれているみたいですね、痩せてはないのに・・・ my vltriolというバンドがイギリスでデビューしたそうで、日本での評判もなかなかよろしげ。ネットで試聴してみたら、これがまたいい感じ。新人君だから近いうちにこっちに来るんじゃないかしら、営業かけに来るんじゃないかしら、ちょっと調べてみましょうか・・・ ライブ見てからCD買おうか・・・と思っていろいろ調べみましたら・・・ パリの営業(ライブ)…3月27日(火) とのこと おいおい、昨日じゃん! はぁ、ついていない。ネットの情報はもっと前から流れていたというのに・・・ どうして昨日より前に試聴しなかったんだろう、どうしてちょっと時間があったときにレコ屋に行っておかなかったんだろう、どうして、どうして、どうして、、、、 久しぶりに心の底から後悔というものをしています。ぁぁぁぁぁ。 3月27日(火) 二人を朝からオルセーに閉じこめ学校へ。授業終了後、急いでオルセーに戻り、12番線にのってセーブルバビロンからレンヌ通りあたりまで徘徊、モンパルナス付近でランチ、その後95番のバスを観光バスの代わりに使ってルーブル、オペラ座を通りつつクリシーまで。2番のメトロにのってモンマルトルまで行ってサクレクール寺院なんぞを見物。なんと充実した一日なのでしょう。パリの端から端まで網羅したって感じだな。 んで疲れて早めに床に就いた家族を尻目に、しこしこと別口のDTP内職をしながら、日本からのお土産のサイゾーとかスピリッツとかヤンマガとか読んでみる。21世紀にはいって、やっと噂の「ちょびっツ」とかいうのを読むことができました。工業哀歌バレーボーイズと同じ雑誌に載ってるっていうのがすごいね、日本男児はこの二つを同じ日に読んだりするんだよね、キャパシティ広いよね。スピリッツは東京大学物語が終わっていた、上條先生は面白いのかそうでないのか分からない、つかスピリッツはしばらく見ない間に読めるまんがが少なくなっているような・・・気のせいかなあ。 そしてサイゾー。リリー先生&「リリー好きなあたしが好き」女子バッシング記事、なかなか痛いとこついてきます。 リリーさんを信奉するおいら達は 「巴里型依存性自我過肥大症」 なんだそうです。もう名前だけで自分のことなんだなって分かります。 「自分はミーハーなどという劣悪な人種ではない」ことを証明するため、「若手文化人」と呼ばれる男性にばかり寄生してしまう弱年性婦人病。 なのだそうです。私ってば病気なんだ・・・ 思想的にはビキニ・キル、フリー・キトゥン、チボ・マット カラオケではフランスギャル う・・・・ ジョルジュ・バタイユなどフランス耽美派の作家に傾倒するも完読できず。 む・・・ カヒミ・カリィに対しては、嫉妬と羨望の入り交じった複雑な感情を有するも、内心では一生の憧れ。が、単なるポーズでガーリーを気取る加藤紀子は一笑に付す。 が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 相手にどっぷりと依存する反面、わざと迷惑をかけて許しを請うことに被虐的な喜びを見出す。 ぐはぁ(吐血)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 基本的に寸胴の幼児体型。くびれなし ・・・・・悪かったな (部屋は)興味のない部分は整理下手。すべて段ボールに放り込む。 ・・・・・・なんで知ってんだよ、オイ。 当たっています。ほんとうにぴったりと当たっています。さすがサイゾー、このわたしが(←これが病?)毎月読んできた雑誌のことだけあります。あいたたたたたたたたたたた、、、やっぱ私って端から見ると痛々しいのですなあ。うーん・・・人知れずそっと帰国を考えるようになりました。あいたたた。 3月26日(月) 初日はベタなパリ案内。やっぱパリとくりゃ凱旋門にエッフェル塔でしょう。ちゅうことで、とりあえずどちらのモニュメントも麓まで行って下から見上げた後に、上がってパリの街を見下ろすというベタ観光。凱旋門の上からシャンゼリゼ、そしてコンコルド広場を見下ろし、エッフェル塔の上から真っ黒なセーヌ川を見つめる・・・ という分かりやすい観光を楽しんでみました。やっぱ観光の基本はベタ、これが一番だと思いますよ。昼ご飯は久しぶりにお魚料理とか食べてみました。 午後からはポンピドゥーで常設&「Les Annees Pop」展。50〜60年代のポップ系美術&デザインの大展覧会。ポンピドゥーには珍しく入るのに並んでしまいました。並んでいる最中に半年ぶりに弟と美術トークなんぞをしてみたら、愛する会田誠大先生が結婚しちゃうとか、絶対就職できないと思っていた弟がなんかいい感じの職業について既に働いていたりとか、広瀬先生が大仏のためにマフラーを編んであげた、とか驚愕の事実ばぼろぼろでてきましてびっくり。世の中は確実に変わっていっているのだなあ、実際に動いたもの勝ちなんだよなあ、としみじみ。まあ、彼はオタ受けする名前なので(大人気オタまんがの主人公とほぼ同姓同名)これからもきっとオタ業界で勝ち抜いていけるのでしょう。頑張って知性を磨いてほしいものです。 館内を流れる60年代の音楽はキンクスだったり、ストーンズだったり、とごきげんなナンバー。そんな中にリキテンシュタインだったり、オノヨーコだったり、サンローランのモンドリアン服やパコ・ラバンヌの金属板服があったり、アブノーマルな草間ビデオとかあってと素敵な並びでございます。ウォーホルのコーナーで、VU&NICOのライブの写真がけっこう沢山飾られていてよかったよかった。やっぱこの時代の病む直前の中年みたいなアメリカって面白くてよいですなあ。 3月25日(日) 母親・弟来仏。二人ともとも初めての海外であり、もちろんガイドは私です。日本から家族を呼ぶ場合は「呼び寄せ便」という種類の航空券をこっちで買って実家まで郵送すると、日本で航空券を手配するより大分お安く買うことが出来るのですよ。もちろん私もそうしたのですが、電話一本で航空券が買えるという簡素さのため、肝心の便名や航空会社名を控えておくのを忘れてしまいました。親に尋ねても到着時間しかメールよこさないしのう、会社も分かんない、JALだったっけ?ANAだったっけ?便名も分かんないんだよなあ。ま、その時間に待っていればなんとかなるでしょう。空港までお出迎えしてみましょう。 し・か・し いつまで待っても彼らはこない。もうかれこれ1時間くらい待っているのに全然来ない。飛行機が遅れているのか?乗り遅れた?もしかして墜落?まさかねえ、、、ってなことをぼんやり考えていたら携帯が鳴り始めました、なんと弟からです。すでに空港に到着して1時間くらい経っているとのこと、言葉が分からないのでどこに行ったらいいのか分からないとのこと。どこにいるか尋ねると、不思議なゲートの数字を言ってくる、????そんな場所きいたことないよ。あれ? あ、やべえ!ターミナル間違えた! そうなのです、シャルルドゴール空港は、成田と同じくターミナルが2つあって、飛行機によって使うターミナルが違うのです。私は違うターミナルでお出迎えしちゃっていたということです。急いでシャトルバスに飛び乗って(それでも20分くらいかかる)二人をお出迎えしてみたのですが、なんか既に疲れ果てて死にそうになっていた。たいへんたいへん。そんな彼らをバスに乗っけて、これから10日ほどいろいろ案内するわけです。大変だなあ。 3月24日(土) 夜遊びマスターにお礼して友人とともに帰宅、爆睡。起きたら17時でした。レアールに18時30分に待ち合わせしてたのに、、、思いっきり遅刻です、お待たせしまった方、本当にすいません。んで、遅刻したにも拘わらずマレ地区なんて散歩しちゃって、ゆったりファラフェルとワインとかで腹ごしらえなんかしちゃって、気付かないうちに20時40分とかになっちゃって。キックオフは20時45分なのにのう、やってしもうた。慌てて走って会場に赴くも、席に着いたときには既に一点入れられているし、日本側ってことで買ったゴール裏の一番安い席なのに、周りは熱狂的なフランスファンばっかりだし、なんだこりゃ。 試合の感想は省略。楢崎〜〜〜〜〜〜〜 でもねえ、中田が一回シュートしたっしょ。あれ、私を見ながらのシュートだったのさ、ほんとほんと。ゴール裏の私を見つめながらのシュートだったからさ、ちょっとずれちゃったんだよねえ。ほんと、ごめん、中田。ってな妄想に耽らないとやっていられません、はあ情けない。阪神ファンの気持ちってこういうものなのかな・・・しょぼん。 しかし、そんな落ち込んでいる我々を慰めてくれたのが、試合直後の花火大会。この花火大会の最中に選手を会場から脱出させるのでしょう、ラテン人もモンゴリアンも先ほどの試合をすっかり忘れて口をぽかんと上げながら花火に見入っています。花火のBGMはもちろんフランスと日本を繋ぐ架け橋、ダフトパンク「One more Time」! 7万人もの観衆が一斉に「わーん・もあー・たあああああいいいむ」と歌い叫び踊るのです。キラキラした花火と大音量の音楽に包まれてなんとハッピーなことでしょう。アニメの世界そのままに、子供も大人も頭の上に手をのせて手拍子です。ノーミュージックノーライフってやつっすかね。と、そんなハッピー気分でいたら会場に傘忘れてしまいました。三人で行って三人ともです。なんたる失態。 会場で見かけるこどもたちの多くが暇なときに「Whassuup!!!」と呟いているのは流行っているからでしょうか? 3月23日(金) 学校終わってからマドレーヌでランチ。食後のコーヒーなんぞを飲んでいたら、お向かいの店の外に黒山の人だかり。有名人が来ているのかと思い外に飛び出すと、彼らはアメリカから来た単なるツーリストで「有名なガイドブックに載っていたから」という理由で一心不乱に並んでいるそうな。たいしておいしそうな店でもないのに、隣にも似た感じの店があるのになあ、面白。 んで、仕事を終えて夕方からはリヨンのお友達を迎えて初めての夜遊びだす。この日のために夜遊びマスターさんを招聘して夜のパリを回ります。家からてくてく歩いてアベス、若人(pas あきら)がたくさんたくさん集っていてびっくり。たんなる坂道だと思っていたのに夜はこんなにドラマチックになるのですね。フィガロさんバカにしてごめんなさい。そんな彼らを観察しながら、さらにてくてく歩いてピガールのこじゃれカフェで一息。夜のピガールは想像していたより落ち着いていてしっとり大人のムード。さらにてくてくてくてく歩いて歩いてラファイエットの辺とおって夜中のサンドニ通りへ、いわゆるたちんぼストリートです。雰囲気は新大久保に似ていて、なんかみんな一昔前の杉本彩みたいな格好をしております。しかし失礼ですがちょっとみなさんマニア受けしそうな顔立ちの方々ばかりで・・・ まあ、需要があるから供給があるわけであって、ケチをつけているわけではないのですよ。自分が男だったらマジョリテな方に入るのだな、ということが確認できたということです、彼女たちには頑張っていただきたいものです(とってつけたように)。んで、更に歩いてサンジェルマンまで来てカフェでマターリとお茶。沢山歩いたのでおねむになって、人と話している最中に突然眠ってしまったり、と人を困らせる行動ばかりしてしまいました。こまったこまった。 3月22日(木) 明日はリヨンから友人がやってくるので、久しぶりに角煮を作ろう!と思ったのですが、このごろ全然角煮を作ってなくて、体で覚えたはずのレシピがすっかり抜け落ちてしまってました。まあ大変。醤油とみりんとアニス・ヴェール、生姜にニンニク、砂糖に白ワイン、これらを適当に入れて圧力鍋に入れておけさえいればいい話ですが、分量が和からなくってねえ、まあいいや。適当にどばどば。 DOCGYNECOという人の「premiere consultation」。96年の作品です、よいですねえ。フランスのヒップホップ世界は日本と似ていて、いわゆる「パリ郊外生まれヒップホップ育ち、悪い奴らはみんな友達」な人々が大人気、申し訳有りませんがついていけません。もちろんMCソラーという、彼らとは別格とされている文学ラップな方もいらっしゃり、正義とか悪とか神とか悪魔とかを音楽に載せて喋られてたりもするのですが、言葉で拘りすぎてるせいかどうかよく分かりませんが、音がありきたりでなんだかぴんとこなくって・・・ 日本でもこの手の体育会系ラップ人たちはデブが多いしベースボールシャツとかきてるので敬遠しておったのですが、やっぱりフランスにも探せば文化系ラッパーはいるのですね、一安心です。スチャのfrom喜怒哀楽を彷彿とさせる、せつなく甘酸っぱい感じのラップフランセです。95〜96年頃ってそういえば日本でもこんな感じで、ソウルセットやスチャが静かーに煮えたぎっていたように思います。あの頃の雰囲気はフランスにもあったのだね。どうやら近々新作がでるようで楽しみであります。 3月 21日(水) the little rabbitsというバンドの「YEAH!」を聞く、プロデューサーはジョンスペさんとご一緒らしいっす、98年のもの。壊れ具合が格好いい。きっとこの人たちは頭がおかしいんだろうなあ、猥雑でいい感じですね。西川口とかのキャバクラはきっとこんな感じの音楽が似合うんだろうなあ(偏見)。2枚組でもう一枚の方はリミックス集、カトリーヌミックスやマイブラミックスなどですが、どんなにリミックスしても猥雑さがぷんぷん。なかなかの男汁度というか野暮ったさ度というか、強烈な感じっすね。こないだ新しいアルバムが出てて、いろんなところで宣伝していたのですがジャケがあまりにも狙いすぎで聴かず嫌いだったのです。やっぱ聴かず嫌いはよくない、ジャケがださくても格好いいバンドはたくさんあるのです、と思った次第、反省。 猥雑といえば、先月末まで爆発的に流行っていたおはロックフレンチと読んでも過言ではないDa Muttzの「Whassuup」。ジョビジョバのマギーみたいな人がMCハマーのコスプレをして大活躍するというおもしろPVだったのに、ある日突然アニメバージョンに変わってしもうた。なぜに??? |