にっき
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10月31日(日)
明治大学の学祭へ。こんな日に限ってどっかのあほ車が踏切の中で立ち往生。おかげで4時スタートだというのにお茶の水へ着いたのは4時15分。会場に到着したときすでにAudio Activeのライブは始まっていた。え?ポリシックスじゃないの?てっきり年功序列だと思っていたのに、、、ライブは途中からだったけどものすごい迫力。鋭く速い音出しているのに舞台見るとゆったりしててさすが大御所。最初からみたかったー、悔やんでも悔やみ切れぬ。。。そしてポリシックス。また更に音を変化させている。7月に見たときよりもギターが全面に出てる。切れ具合はいつもの通りで、ヤングな感じがぷんぷんだ。前のピコピコもちょっと懐かしく思うほど激しくギターギターしていて爽快。またしばらくしたら反動でピコピコに戻るのかな?いろいろあった方が更に熱狂できるような気持ちになる。
そしてナンバーガール。今日のステージの高さは丁度よくメンバー全員が後ろからでもよく見える。照明も素晴らしい。「EIGHT BEATER」から始まり一気に3曲。MCなしで突っ走るっていうのがこの頃の方針なんだろうか?体力がついたんだろうか?息をつく暇もないくらいこのごろ切迫している。そして「狂って候」(新しいバージョン)、この曲は木曜日も曲の後ろがまるで別の曲のようになっていたんだけど、面白いですなぁ。と、そんなこんなでノリノリで最後の「omoide in my head」も思いきり頑張ろうと思ってたら、後ろから突進してきたデビュー当時のピエール瀧みたいな人とぶつかりよろけてしまった。むっかつくなぁ、と思ったらそれはピロウズのさわおさんだった。彼はそのままモッシュの渦まで突進していき見えなくなっていった。こんなとこまでわざわざ見に来たとは。気さくすぎるぞ、さわお、ファッションをなんとかしろ、さわお、ダイブしたのかな?さわお、とその後はさわおさんのことで頭がいっぱいになった。言いライブでしたよ。まったく。



10月30日(土)
Ca-p見にNESTへ。この日はFEEDというバンドも出ていた、噂はよく聴くけど見る機会がなかったので有り難い。なんとなくアイルランド民謡っぽい旋律と女の子ボーカルの声、なんとなく松井恒松のソロ第一弾をオリビアが発掘して大塚家具のCMソングに抜擢したような感じだ。最初に言っておくけれどもこれは誉めているのです。ほんとなんだよ!んで、Ca-p。相変わらず轟音で渋くキメていらっしゃる。みんながみんな足下のエフェクターばっかり見つめているので私も何処見たらいいのかわかんないや。なので下向いて目をつぶって頭を揺らしてふらふらしながら聴く。気持ちいいですねぇ。


10月29日(金)
新聞にちょっぴり載っていた記事。

神奈川県教育委員会は女子生徒とみだらな関係をもったとして教師2人を懲戒免職とした。一人は当時鎌倉市の県立高校で勤務していた教師(42)。1993年3月、当時の教え子とみだらな行為をもった。
今年8月になって匿名の投書で明らかになった。


ちょっと複雑な気分になってしまった。というのは鎌倉市には県立高校は4つしかないんだよねー、しかも1993年って私ばりばり現役女子高生で鎌倉の高校に通っていたんだよねえ、、。知ってる先生だったら、知ってる子とだったら、、うーん、ちょっと心当たりがあるだけに余計に胸が騒ぐ。確実に「知り合いの知り合い」の存在ではありそうだ、とネットを駆けめぐってみてもこれ以上詳しいことは出てこなかった。そうだそうだ、それでいいんだ。私みたいなげっすいのに曝されてはならないんですよ。
でも、すごく考えたくなってしまうこの記事。なぜに1993年の3月の事を今更になって?もう6年もまえのことなのに、当時高一だとしてももう21歳だよ。思いきり過去のことでないですかい。3月ってことは学年末、かつ卒業シーズンだからなぁ。別れのシーズンだからなぁ、、感極まることもあるしねえ、うーん。
コトが発覚したのが「匿名の投書」っていのもとても気になる。こんなの教師は絶対誰にも言わないはずなんだし、別の勤務地で権力闘争の具に使われてしまったとしても、もう終わったことであったら絶対に漏れないはずだし、、、どう考えても情報が漏れるのは女性の方からしかないではないか。そしてこの8月まで関係は続いていたと考えるのが妥当ですなぁ。こじれにこじれて女性が密告、ドロドロしてまんなぁ、 もし知り合いが絡んでいたら厭だなあ、と感じ調査は打ち切り。小さな記事でもなんだか深淵。



10月28日(木)
FANCLUB@QUE。なんとアポロチームとタッグを組んでの回。アポロチームは最初は普通に思っていたのだけど聴けば聴くほどはまってくるするめのようなバンド。いつも男ボーカルの人が不気味で、なのに音楽はめちゃくちゃ格好いい。女の子ボーカルの林家パー子系の甲高い声とざらざらしたギターのハーモニーが 痒いところに手が届くかんじの気持ちよさ。癖がないようであるサウンドです。

場があったまったところでナンバーガールの登場だ。こないだのファンクラブとクアトロでひどい目にあったので今日はおとなしく後ろでがまん。って思ってたら私の前にRマニアの2人が合体して一人になった感じのおっさん(山のフドウ似)が立ちはだかって前が見えない!そのおっさんの後ろだけぽっかりと空間があいてる。エアポケットってやつなんですかね。周りの小ちゃめの女の子達がぶうぶう言ってるのに悠然とたばこ吹かしてるとこ見ると、いままでさんざんいろんな所で言われてるのかしら。強いお人だ。
今回の出ばやし(っていうのか?)はなんとSonic Youthの「Teenage Riot」!うーん、しびれるしびれる。その曲にあわせてメンバーの登場、そして SEがフェイドアウトしていないのに演奏が始まった。曲は「センチメンタル過剰」。 生音とSEが混ざり合っていままで聞いたことがない響きになって客を現実世界からいきなり切りはなす。渋すぎる演出、、
今日はいつもよりかMCは短め、とにかくなんか緊迫した空間がとぎれることなく続いていく。 久しぶりの「ウェイ?」も今のナンバーガールサウンドになっていて鋭さが際立つ。 同時期に収録した「SAMURAI」の変化は緩やかだったから違和感がないけれども「ウェイ?」は久々だったからなんだかすごい変化を感じる。前のゆったりした感じのもよかたんだけどなー。
今日の終わりの曲は「転校生」。この曲大好きなのでたまらなく嬉しい。昨夜話したという女の子(キャバ嬢?)に捧げるとのこと。若いねえ若いねえ。
今日はアンコールは無くさっくりと終わった。一気に駆け抜けた感じ。前でみても大丈夫だったかなあ、ちょっと後悔。



10月27日(水)
QUEの11月のスケジュールをもらう。搾取されそうなおまつりがまたもや盛りだくさん。とパラパラ見ていて驚いたのが、とあるイベントを紹介していたこの一文。

◆その深夜にはwilberryがオールナイト・イヴェントに出演。voのジョウもDJをやるとのことで、ファンには見逃せないイヴェントになるでしょう。サブカルチャーをも巻き込んで何処までも行きそうな勢いを感じてしまう。

>サブカルチャーをも巻き込んで
なんじゃこりゃー!?「巻き込む」ってあんたサブカルチャーって派閥だったんですかい?カルチャーのsubだからサブカルチャーだとばっかり思っていましたよ。すなわちお上品な文化以外。
そうかそうか、さするとおしゃれな映画やちょっと変なマンガや小説だけがサブカルってわけかい。さすればサブカルチャーをも巻き込む人々は、あなたたちはいったい何に属しているんですか?まさか「僕たちはカウンターカルチャー派です、ロックだから(笑)」と言い出すつもりか?
カルチャーっていうのは生きてる人間がいる以上かならず存在するもので、でカルチャーって言葉だけだといろいろ面倒くさいからサブカルチャーとかカウンターカルチャーって概念つくって取り敢えず二つに分けたのだと思っておりましたがなぁ。ロック側からサブカルチャーの人達は切り離されて行きそうな予感がした秋のひととき。



10月26日(火)
椎名林檎2枚まとめ買い。あーあええええええのう。この世に女のひとは林檎ちゃんだけいればいいんだ、とまでは思わないけど。言葉に対する不信は今回も歌になっているのですね、だからこそ声が、音楽が、切迫しているのでしょう。何を言ってるのか分からないのに伝えたいことがしっかりと伝わってくる。どうしてなんだろう。これが歌手ってやつなんだろうなぁ。「時が暴走する」は今日だけで何十回も聴いてしまった、これから何百回も聴くだろう。しばらく幸せな日々が続くのだ。



10月25日(月)
友人のライブを見に新宿まで行く。今まで見た中でいちばん面白かった気がする。まぁそれはおいといて、対バンにビジュアル系志望ってな感じの若い子の集まりがあったのだ。みんな黒のピッチピチスリムズボンで力道山みたいだったのだ。ボーカルの子はめちゃくちゃ美形で細くて吸い込まれそうな顔の作りだったのだ。しばらく見とれてよだれを流して6億トキメキ、目から殺人光線が飛び出て4人ほど死にました。なーむー。あまりにも音がなんだかなぁなんだかなぁなので早々に切り上げて楽屋(もちろん相部屋)にお邪魔。すると、ビジュアル系志望の若者たちの荷物とおぼしきところに大量のポラロイド写真発見。なんだこりゃ?eggとかに出てきそうなポーズでボーカルの子が写ってる。そんで写真の下に「○○○○ 21歳、167センチ、52キロ」って身長体重プロフィール等書いてある。極めて分かり易い自分好き少年。やっぱそういう人でないとヴィジュアル君にはなれないのかな?



10月24日(日)
県立歴史博物館に源頼朝とゆかりの寺社の名宝展を見に行く。入り口初っ端から神護寺の国宝「伝源頼朝像」が展示されてる。教科書に載ってる有名な肖像画、思っていたより全然巨大で豪華絢爛な絵だ。3〜4年前までこの肖像画に「伝」という文字はなく、頼朝=この絵のような凛々しい人と考えられてきた。この肖像画が頼朝を描いた物ではなくずっと後の時代の足利尊氏の弟、足利直義を描いたものであるという画期的な新説が発表されたとき、そしてその説を巡っていろんな人が論争してるのを読んだりして、めちゃくちゃ興奮したものだった。今もまだ論争は続いているようだけど、この説を覆すような新しい説は生まれてこず、きっと21世紀になったらこの肖像画は「源頼朝像」と呼ばれることはなくなるのだろう。教科書にもこの絵が載ることはなくなっていくのだろう。そうなると、未来の子供達は源頼朝を想像するときどんな姿かたちを思い浮かべるのだろうか?気になるところですな。
でもいずれにしてもこの絵が素晴らしくよいことには変わりないのだ。富輝に似て男前だし。



10月23日(土)
楽器屋でナンバーガールのスコア立ち読み。SAMURAIとウェイ?も収録されてて、メンバーのコメントまで載ってる。こりゃためになりますなぁ。「ひとりでやるとさみしいのでみんなでやりましょう」とひさ子さんのコメント。うーん、やっぱり一人でぽつんとやってるから上達しないのかねえ。と一人寂しく読みふける。それにしても、譜面にのせた向井氏の詩は更に訳が分からなくなっている。

ジャ スタ ライ サムライス オゥード!!

って何語なんだ?



10月22日(金)
愛するブッチュくんの単行本が出ているはずなのに本屋に行っても見つからない。でも店員に「『ブッチュくんオール百科』ありますか?」って訊くなんて負けた気分になるから(誰にかは分からんが)イヤだ。なのでいろんな本屋ハシゴ。ブック1stからパルコブックセンターまで歩いている間にいろいろ考える、なんかこの行為自体が社会に負けた奴だよなぁ。人生の歯医者、いや敗者かぁ、そもそも変なTシャツ着てニコニコしてる奴が勝った負けた言ってることがおかしいよなぁ。だからキャッチセールスを上手くかわせないんだよなぁ。ああ、だんだん鬱ってきた。だめだだめだ、帰ろ。ということでブッチュくんゲットできず。しょぼん



10月21日(木)
ブラックボトムブラスバンドを見る。いきなり楽器演奏しながら(お客さん用)入り口から登場してきてびっくり。そのままお客さんの周りをぐるぐるまわったりしてなかなか面白いなぁ。そのノリのまま舞台へ上がって破竹の勢いで演奏。今までずっと「どうぶつ奇想天外!」のテーマってスカパラがやってるんだと思っていたのですが、違ったんだなぁ。テレビで聴くより格好良く演奏していた、なんか不勉強で申し訳ない。以前はこういうのばかり好んで聴いていたのに、ちょっと目を離すとたちまち置いてかれてしまうんだなぁ。とにかくホットホットなライブで楽しめた。


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